製品塗装において「鏡面塗装」は、高度な技術を要する仕上げ方法といわれています。
なぜなら、普通の艶消し塗装に比べると、何倍もの時間や技術、集中力を必要とし、
熟練の職人の手によってしか生み出されない塗装技術であるからです。

通常、幾重にも重ねた塗装面には、細かいホコリや塗りの凹凸がどうしても生じてしまいます。

そのため一般的には、塗りの最後に「バフ研磨を使って磨き上げる」
という作業により、鏡のような表面を作り出していました。

しかし、最後の「磨き上げる」という工程は、どんなに細心の注意を払おうとも光にかざした場合など「磨きの痕(あと)」が見えてしまうことがあり、それが鏡面の美しさを損ねる結果となっていました。

そこで栗原木工所では、漆塗りで培った技術をもとに、塗装方法や塗料の調合等において独自の研究を重ねつつ、さらには独自開発のスプレーガンなどを使用した工法を確立しました。
その結果、漆をはじめ、カシュー、ポリエステル、ウレタン等の塗装すべてにおいて、一般的に用いられてきた、「磨きの行程」を必要としない「かつてない鏡面塗装」が誕生したのです。
かつてない鏡面塗装
かつてない鏡面塗装
通常の鏡面塗装と『かつてない鏡面塗装』の違い。

左側は通常の艶有りの黒塗装。蛍光灯と映り込みが歪んで見えます。

右側はかつてない鏡面塗装。蛍光灯と映り込みが鏡のように見えます。
栗原木工所がつくりだした美しさ。

鏡面塗装の魅力を最大限に引き出した、「全てを映し込む、かつてない鏡面塗装」を是非ご確認下さい。

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